バカラ攻略3つ!配当金と確率から見る攻略法
バカラでは攻略法が無い、と言われますがそれは何故でしょうか。勝率を上げて稼ぐ方法はないか確認してみましょう。
1.バカラの配当と確率をおさらい
2.確率によるとバカラは攻略できない?!
3.流れの裏 or 流れに乗るバカラ攻略
4.タイに賭けるバカラ攻略法
5.確率に負けないバカラ攻略法
6.カウンティングを使った攻略法
バカラの配当や確率をおさらい
まずバカラで勝利したときに得られる配当について確認します。
バカラでは勝った時に以下のように配当金を貰えます。
・プレイヤー側に賭けて勝てば1対1の支払いを受ける。($100かけたら$100もらい、併せて$200戻ってくる)
・バンカー側に賭けて勝てば5%引かれて支払いを受ける($100かけたら$95もらい、併せて$195戻ってくる)
バンカーに賭けて勝っても5%引かれるのはこれはカジノ側の手数料(ハウスエッジ)だからです。カジノ側はこの5%で儲けているといえます。
バカラではバンカーが勝つか、プレイヤーが勝つかはほぼ五分五分です。引き分けのときは勝負なしで賭け金が戻ってきます。
バンカーとプレイヤーの厳密な勝率は伝統的に次の様に計算されています。
バンカー側が勝つ確率:45.86%
プレイヤー側が勝つ確率:44.62%
タイが出る確率:9.52%
タイに賭けないとするなら、タイの確率を除くと以下のようになります。
バンカー側が勝つ確率:50.68%
プレイヤー側が勝つ確率:49.32%
バンカー側に張るほうが勝率は良いわけですけど勝っても配当金から5%引かれるのでどちらに賭け続けるのが良いとは言いにくいです。結局ギャンブラーの勘や経験に頼る部分が大きいのではないでしょうか。
引き分け(タイ)に賭けて当たれば8対1で配当金を貰えます($10賭けたら$80貰えてあわせて$90戻ってくる)。しかしこのタイ(TIE)ですけど、期待値が低いのでタイには賭けないのが通常です。
確率によるとバカラは攻略できない?!
先ほどの確率に基いて、膨大な数のプレイを繰り返したときにどのような結果になるか試算してみましょう。(引き分けのタイはベット額を戻すルール)
バカラを100回プレイしたとすると
試しにタイを除く100回のプレイで毎回$10をバンカーに賭けてみると、おおよそ51勝、49敗になる確率です。
51回の勝利で$510の払い戻しを受けますが5%引かれるので$510×0.05=$25.5はカジノ側に取られます。 また49回の負けで$490取られます。差し引き510-25.5-490=-$5.5です。$5.5の損失ということになります。バンカー側に賭けるのは割にあわないような気がします。
逆に、$10をプレイヤー側に100回賭けるとどうなるか。49勝、51敗になるかもしれません。 49勝ですので$490をゲットしますが、51敗ですので$510の負けです。490-510=差し引き$20の負けです。
このことから確率に従えばバンカーに賭けるほうが期待値が高いことがわかります。もし確率通りではなくて運よく1回余分に当たることができればプラスで終えることができます。
バカラを1万回プレイしたとすると
もし1万回プレイした場合ですが、前述のように計算すれば以下のような結果に収束します。
バンカーに1万回$10ベット → -$1174
プレイヤーに1万回$10ベット → -$1360
バンカーに賭けてもプレイヤーに賭けてもカジノ側が儲かる仕組みになっていることもわかりますね。
とは言え1万回も遊んで、約10万円しか損をしないと見れれば、それもまた楽しいと思え・・・ないか(;´・ω・)
以上のことからずっと同じ賭け金で長くプレイし続けると確率にしたがって資金が微減していくことがわかると思います。後半で確率に負けない賭け方の話もしたいと思います。
流れの裏を攻める or 流れに乗るバカラ攻略
バンカーが連続で9回出たら、そのつぎはバンカーでしょうか?あるいはプレイヤーでしょうか?
ギャンブラーの永遠のテーマのように思える議論ですね。
9回も連続で出たのだから次こそはプレイヤーだと思うギャンブラーもいるし、10回目もバンカーだとおもうギャンブラーもいます。
結論ですが次ゲームの勝敗の確率は50%です。これまでの事象の履歴(歴史)とは無関係の独立した事象です。
個人的にはオカルトとか、流れとか好きなタイプですが、こればかりは抗えない。
なので本質的にはこれまでの出目の履歴を見ることは勝敗には意味が無いのですが、次のゲームでバンカーに賭けるかプレイヤーに賭けるかの意思決定の助けにはなると思います。
同じものが何回連続で出るか、確率を表にしました。(便宜上バンカーもプレイヤーも出る確率を50%としています。)
表を見れば3連続で出る確率は12.5%、5連続は3.125%です。けっこう厳しいですが出ないこともありません。
逆に言えばバンカーが6連続で出る確率は1.563%しかないと思えば、5連続でバンカーが出た時に次にプレイヤーに大きく貼るような賭け方もできるでしょう。
履歴から予測する
現実としてこれまでの出たカードの記録を取っているプレイヤーはいます。オンラインカジノのバカラなら画面上に履歴を呼び出すことも可能としています。
●プレイヤー/バンカー/タイの履歴、今までに出た数
●バンカー/プレイヤーが何度繰り返したか、どちらが優位なのかも一覧で見れます。
こういった統計は結果の予測ならびに意思決定に役立つことでしょう。ぜひ活用したいものです。
タイに賭けるバカラ攻略法
タイは出る確率が低いぶん、配当が8倍と高くなっています。
ここで紹介するのはタイがおよそ10回に1回出る確率に注目した戦略です。
簡単な話、9回連続でタイが出なければ、そろそろタイが出るのではないかという思考で次からの勝負でタイにベットしていきます。
1回目~9回目までは見てるだけ。10回目からベットします。以下の図のようにタイベット1回目で当たりが出れば利益は+8です。
もし10回目のベットから連続でタイが外れた場合でも、17回目にタイが出れば今までの損失を取り戻して+1になります。
普段は基本的にはバンカー/プレイヤーに賭け続けていき、タイが出てないとわかればタイにもベットしていく戦略です。
確率に負けないバカラの攻略法とは
連続的に何千、何万とベットを繰り返せば確率にしたがって資金が減っていく可能性があることが分かったと思います。
重要なのは1回1回の勝負にクローズアップすれば勝ち負けの確率はほぼ50%なので、そうそう負けがこんで一気に資金がなくなるようなゲームではないのが救いです。
バカラにはブラックジャックのようにプレイヤー側にヒット/スタンドを指示する権利がないため明確な攻略法がありません。
またカードが配られてからベットを行うゲームではないため、「運」による部分が大きいですよね。
確率に負けないバカラの攻略法ですがベットする金額の上げ下げによって確率に収束させない勝負をすることができます。
メンタルコントロールを含む資金管理や、ベット額をコントロールする賭け方が勝利を呼び寄せることになるでしょう。
タイベット攻略の考え方もミックスして攻める等、独自の攻略を編み出してもよいです。
勝率50%で賭け金が2倍になるギャンブルに使える、
ベット額をコントロールする最適な賭け方(ベッティングシステム)の記事
資金管理術の記事はバカラ攻略の参考になると信じています。
カウンティングを使ったバカラ攻略
カウンティングとはつまり、場に出たカードの数字を記録していくこです。それを利用してバンカーが出やすいか、プレイヤーが出やすいかを意思決定するために活用できると信じられている攻略法です。
こちらの記事でやり方を解説し、シミュレーターを使って検証した結果を公開しています。